このお知らせを頂いた時に、
奄美市市民福祉部市民課主幹兼市民生活係長の
禧久(きく)さんのお名前があったので参加を決めました。
今回の台風による被害が大きく急遽不参加となられましたが
多重債務解決のスーパー公務員(朝日新聞より)として
野洲市消費生活相談員の生水(しょうず)さんとともに
憧れの方です。
禧久さんのお話は聞くことが叶いませんでしたが
京丹後市生活環境部市民課主幹の西垣さんのお話も
また感動を持って聞くことができました。
3月に異動内示を受け、奄美市の視察、その他研修を受け、
市長の特命によって
この4月から多重債務相談支援室を任されているとのこと。
24時間相談対応の携帯電話を持ち、
「債務に陥った人を救う」気持ちと
やる気があるかないかが全てです、との姿に
思わず拍手をしてしまいます。
尼崎市長の白井さんもご挨拶をされました。
地域の課題を見つけ、それを解決するために
地域と向き合っていかなくては!と
5月の市民派議員の勉強会でお話された時よりも
今日は一段と力強い発言だったように感じました
(いつもお綺麗でみとれてしまいます)
議会と行政が一体となった取り組みをしていかなくては
いけない、との田村市議会議長の言葉も心に残りました。
しかし、尼崎市の環境市民局 市民部 女性・消費生活課
(尼崎市立消費生活センター)課長の高寺さんのお話(報告)
がとても興味深かったです。
☆相談をつなぐだけではなく
フォロー体制の整備を強化していること
☆7月からモデル的に相談員の方が過払い金の
試算をしていること
☆庁内他部署との連携だけにとどまらず、司法書士、
弁護士、警察など更なるネットワークの拡大を視野に入れ、
公開の連絡会議を開くこと
(他市の議員でもご参加ください、と言って頂きました)
など全てをメモ出来ないほど内容のあるお話でした。
他に弁護士の方やこの問題に取り組んでこられた会の方の
盛り沢山のお話が続き
終了予定時刻を1時間近く過ぎて閉会となりました。
個人的には、この運動が一定の成果をだす為に
「30年という歳月」「343万人の署名」
「43都道府県と1136市町村の意見書採択」との経過を、
溜息をもって受け止めました。
社会・制度・慣行などなど変えるためにこんなにも
パワーがいるのか。
これだけのパワーがないと、やはり国は動かないのか。
大きな課題を再び突きつけられました。
小さな力でも大きなパワーにつなげるために、
中島かおりの挑戦は続きます!(自戒をこめて)

2007年07月17日
多重債務者自立支援講演会(尼崎労働福祉会館にて)に参加しました
posted by 中島かおり at 21:00
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