
関西外大の司書課程をとっていた時、
国立国会図書館の別館が関西にできるというお話を
先生がとても嬉しそうに話されていたことを思い出し、
楽しみにしていました。
名前の通り国会に属し、国会のための資料収集・調査の
ための図書館であると同時に国内の資料を網羅的に
収集・保存する国立図書館でもあります。
ちなみに市町村合併でなくなってしまった自治体に
関する資料等も見つけることができました。
国立国会図書館法に基づいた納本制度というのがあり
(あまり知られていないことに驚きましたが)
国内で刊行される出版物を収集・保存が本館だけでは
難しいということで平成14年に開館され、
総工費は420億円、維持管理費は約18億円だそうです。
地下にある書庫は温度22℃、湿度55%に保たれ
バーコードで管理された自動書庫も設置されています。
敷地が広いためショートカットして移動する便宜等を
はかって下さった警備員の方がとても親切で、
こちらの図書館のイメージアップにとても貢献されて
いらっしゃる姿に「仕事はどんな時も一生懸命に
しなくてはいけない!」と再び心に誓うのでした。