最初に加古川駅南ミニ市役所(加古川産業会館内)に
立ち寄りました。

3階に男女共同参画センターがあります。
就業に関する情報提供等女性のチャレンジを支援する
「女性のしごと広場」や、若者への就業支援をする
「若者しごと倶楽部サテライト播磨」という
兵庫県の窓口もあります。
児童虐待等で相談件数が増えているため、DVの相談は
男女共同参画の担当から福祉部門へ移っているそうです。

5階には加古川駅南子育てプラザ/子育て相談センターが
入っています。
親子が自由に遊べる「こども広場」や「プレイルーム」
「子育て相談センター」がある総合的な子育て支援施設です。
お昼は加古川名物「かつめし」を頂きました。
ご飯の上にビフカツをのせ、デミグラスソース系の
たれをかけ、洋皿にお箸で食べます。
そうするとご飯とカツ、たれが微妙に混じり合い、
絶妙なバランスが醸し出されます。
残さずおいしく頂きました♪
市役所で頂いた議会概要等の資料と一緒に
『かつめしまっぷ』という資料もありました。

加古川市役所では、
・次世代育成支援加古川市特定事業主行動計画
「加古川市子育て応援プログラム」
・加古川市職員男女共同参画率先行動計画
について、お話を伺いました。
この9月議会の一般質問をするにあたっての調査過程で、
加古川市でのこの取り組みについて知りました。
6月の初議会の一般質問の多重債務の時も、
議会終了後、7月に野洲市に視察に伺いました。
本来は一般質問に間に合えばよいのですが、
どこの自治体も同じような時期に議会が開かれていますので、
どうしてもその時期に視察に伺うというのは無理があります。
今回も一般質問終了後になってしまいましたが、
直接お話しを伺いたいと思っていました。
現在芦屋市で見直しがなされている、
「男女共同参画行動計画・ウィザスプラン」について
わかりやすい数値目標などを是非盛り込んでほしい、という
中島かおりの一般質問の内容でした。
芦屋市において、今まで男性の育休取得者は二人(2件)。
加古川市においては、男性の育休取得率を5%、
女性100%にするとの数値目標をあげています。
男性の場合、育休をとりにくい要因が女性に比べて
まだまだ多いのが現実です。
その中でどれだけ本気で取り組むかということでしょうか。
加古川市ではこの10月から、ノー残業DAYには
定時退庁を促すため市役所内を一斉に消灯して、
仕事を切り上げやすい環境をつくっているそうです。
加古川市男女共同参画行動計画を平成18年3月に
全面改訂する際、芦屋市や西宮市を参考にされ、
同計画の冊子の表紙の色について、
実は芦屋市を参考に同じ色だという
思いがけないお話も聞くことができ、
ちょっと嬉しくなりました。
同計画の中で、市の審議会等の女性委員の割合について
平成22年度には50%を目標に掲げています。
数値目標については勿論達成することは重要ですが、
そこに至るまでのプロセスが大切なことは勿論、
目標達成のためには現状把握、分析、
そして戦略が必要となります。
今はどうなのか、どうしてそうできないのか、
できていないのか、そうするためにはどうすればいいのか、
どうしなくてはならないのか。
このことを考えることはとても重要だと
中島かおりは考えます。
だからこそ、数値目標を明確にすることに
意味があると思っています。

市役所からの眺めです。
他の自治体を訪問することは、発見がたくさんあります。
今月は総務常任委員会視察、来月は会派視察があります。
先方の職員の方のお時間を頂く訳ですから、
きちんと勉強して、時間を無駄にすることなく
臨みたいと思います。
今日も多くの方と出会い、お時間を頂きました。
感謝しています。ありがとうございました。