blog_notice_20190702.png

2007年10月24日

総務常任委員会行政視察・1泊2日

視察目的
「自治基本条例」千葉県流山市
「提案型公共サービス民営化制度」千葉県我孫子市

8:03JR芦屋発新快速、8:40新大阪発
のぞみ118に乗って、
初めての委員会視察に向かいました。

photo_092.jpg

photo_096.jpg

大手町から地下鉄千代田線に乗り、
馬橋で総武流山鉄道(流鉄)で千葉県流山駅へ。
つくばエクスプレスが開通して、流山市では
人口が増えているそうです。

photo_093.jpg

photo_094.jpg

昼食後流山市役所への途中「近藤勇陣屋跡」に立ち寄り、
市役所前では記念撮影(こういうものなのだそうです)
をする。

「自治基本条例」について企画財政部企画政策課の方から
お話しを伺います。
PI(対話集会)により進めていることが特徴です。
市民協議会メンバーを公募し、市民協議会勉強会を計7回、
PIを第一、第二ステージ、そして職員研修会も計4回、
のべ1278名参加でほぼ全職員が一回は参加され、
庁内LANによるアンケート結果もHPで公開されています。
PIは合計119回開かれ、参加人数3442人
(人口の2%)の参加がありました。
お話しの中で、「市民に委ねる覚悟」という
言葉が印象的でした。
市民からどのようなものがあがってくるかわからないが、
市民と市長と素案の締結に関する協定を締結している以上、
市民協議会の原案を尊重することが求められ、
その上での覚悟が職員には必要である、と。

MLも発行、流鉄の駅に「流山市自治基本条例ニュース」が
置いてあったり、積極的な取り組みが
目に見える形であらわれています。
憲法の解釈権にまで言及していて、
職員PT(プロジェクトチーム)によって、
この原案がどのようになっていくのか。
20年度中施行を目標にしているとのこと。
これからのプロセスも注目されます。

http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/kikakuseisaku/jichi/index.htm
(流山市のHPより)

photo_095.jpg

参画と協働にその自治体の未来がかかっており
行政の透明性の確保は必至である、と
中島かおりはいつも述べていますが、試行錯誤しているのは、
市民、行政、議員と立場は違っても、想いは同じです!
その中から抜け出るには、腹を据えて、覚悟すること。
それが決まれば、自ずと道は定まってきます。
中島かおりが理想ばかりで甘い!と言われてしまう所以ですが、
根幹のところで理念が固まれば方向性が決まり、
やらなくてはならないことが見えてきます。
そして自治体において最もその舵取りができるのは、
トップだと思います。
先進的な取り組みをしているところでは、必ず職員の方が
言います。「市長の理解がありますから」と♪


前我孫子市長の福嶋浩彦氏と再会。お忙しい中、
夕食をご一緒して頂きました。
議員を3期、市長を3期務められた方です。
これからの議員とは?自治体のトップができること。
トップと議会はどうあるべきか。議会における会派とは?
普段あまり突っ込んだお話しが出来ない他会派の方々と、
福嶋前市長を交えての時間は、
とても有意義な時間となりました。
ありがとうございました。

photo_097.jpg

宿泊はビジネスホテルです。
またどこにいようとも食事はするということで、
いくらか持ち出しもあり、徴収されます。
他市では日当がついたり、食事代として反対に
現金が支給されるところもありますが、
芦屋市ではそのようなことはなく
(視察に持ち出しがあることへの驚きもありました!)
派手なイメージはありません。

photo_098.jpg

2日目は我孫子市に伺いました。
本庁舎とは別に議会等が別棟になっています。

公共を行政が独占する時代は終わり「新しい公共」という
言葉が使われるようになっています。
公共サービスはより充実させつつ、市役所はスリムで
効率的なものにしていくという
「大きな公共」と「小さな政府」という視点から、
昨年4月から「提案型公共サービス民営化制度」をスタート。
市の全ての事務作業1100以上を、
民間から民営化の提案を公募。
79件の提案があり、その後の協議で取り下げになったり
継続協議が必要なものもあり、
56件が審査委員会にかかり、34件が採用になっています。
担当課が協議しながら提案をまとめ上げる過程で
職員の意識改革につながるという効果もあるとのこと。
ただ76件の提案があった一次募集と違い、
二次募集ではわずか6件と少なく、
提案しやすい制度にしていかなくてはならないという
課題もあるとのことでした。


その後、議場における採決表示システムを拝見しました。

photo_100.jpg

photo_101.jpg

photo_102.jpg

photo_104.jpg

photo_105.jpg

芦屋市では本会議場における議案の可否は
原則起立によって諮られますが、
起立によることなく手もとのボタンで操作し、
画面で議員の賛否が一目でわかるようになっています。
もともとは賛否をわかりやすくしてほしいという
市民からの陳情があったそうです。
当初は不採択となり、その後採択され、
このシステムが導入されたそうです。

芦屋市では質問席は真ん中にありますが、
我孫子市では議場の出入り口と、市長に近い場所にあります。
自治体によって状況と考え方による差はかなりあるようです。

今回自分の調査事項による視察と違い、
委員会での視察ということで、少々勝手がわからず、
先輩議員の方々よりも先に名刺交換をしてしまったりと
少々の失敗もありました。
またせっかく伺っているので、自由時間を頂いて、
市役所の中をもう少し見せて頂きたかったな、という
思いもありました。
ただ、毎日のように視察があるところは大変だと思います。
多くの方々との出会いに感謝しつつ、頑張っていこう!
というエネルギーをまた頂きました。

ありがとうございました♪♪
posted by 中島かおり at 21:00 | かおり通信
hp-banner2.jpg