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2008年02月14日

市民セミナー

なんで悪いことをした人を弁護するの?
〜光市事件報道をめぐる問題点の検証と
刑事裁判・刑事弁護の本質を考える〜

講師 綿井健陽氏
コメンテーター 小田幸児弁護士

報道・メディアの伝え方によって、
第三者でありながら被害者側へと
気持ちや立場を置きかえてしまうので、
「事実」こそが大切である。
刑事裁判は、被害者vs被告人という図式ではなく、
被告人vs国家である。
身体の自由、命を国家が奪うことへのチェック機能が、
刑事裁判である。
感情や感覚ではなく証拠が重要であり、
マスコミに左右されることなく自分で判断することが大切。
というお話は、中島かおりの今の活動に全て
通じることだと感じました。

当事者性を如何に持ってもらうかが興味・関心に
つながるのだとかねがね思っていましたが、
持ちすぎてどちらかに傾いてしまうことに
細心の注意を払わなくてはならないことも
同時に覚えておかなくてはなりません。
そのボーダーをどこに定めるのか、
自ら判断する為にも自らの手で調査することを
忘れてはいけない、と
いよいよ始まる議会を前に、しっかりと心に留めました。
posted by 中島かおり at 21:47 | かおり通信
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