なんで悪いことをした人を弁護するの?
〜光市事件報道をめぐる問題点の検証と
刑事裁判・刑事弁護の本質を考える〜
講師 綿井健陽氏
コメンテーター 小田幸児弁護士
報道・メディアの伝え方によって、
第三者でありながら被害者側へと
気持ちや立場を置きかえてしまうので、
「事実」こそが大切である。
刑事裁判は、被害者vs被告人という図式ではなく、
被告人vs国家である。
身体の自由、命を国家が奪うことへのチェック機能が、
刑事裁判である。
感情や感覚ではなく証拠が重要であり、
マスコミに左右されることなく自分で判断することが大切。
というお話は、中島かおりの今の活動に全て
通じることだと感じました。
当事者性を如何に持ってもらうかが興味・関心に
つながるのだとかねがね思っていましたが、
持ちすぎてどちらかに傾いてしまうことに
細心の注意を払わなくてはならないことも
同時に覚えておかなくてはなりません。
そのボーダーをどこに定めるのか、
自ら判断する為にも自らの手で調査することを
忘れてはいけない、と
いよいよ始まる議会を前に、しっかりと心に留めました。
