「地方沈没の危機 地方はどう生き残りをはかるか」
長野県泰阜村 松島村長のお話が最も印象的でした。
人口2000人の過疎の山村。
平成の大合併や三位一体改革など、国に振り回されて、
村のことや地方自治を考える余裕がないのは悲しいが、
お金だけのことなら何とかなるのではないか。
身の丈にあった山村の行政サービスを考えながらも、
いつか消えていくかもしれない、と毎日思いながらやっています。
という言葉は、涙を誘いました。
確かに地方を取り巻く状況は厳しいです。
でも、地方は頑張っています。
3月の中島かおりにとっての初議会の際に、
4月から新年度が始まるというその直前の3月が、
一年間の予算を審議する時期として適切なのか、
という疑問をかねがね言葉にしていました。
そのヒントをこの二日間でたくさん得ました。
「総務常任委員会」所属の委員として、
たとえ初めてだったとはいえ、予算議会ですべきことがあった。
その反省を、決して忘れないことを誓いました。
そして大変な時代に、「地方議員」になったのだと、
改めて怖くなりました。
その重さを何度も何度も感じながら、芦屋市をはじめ、
地方で頑張っている全ての人に恥ずかしくないように、
2年目になる6月議会も全力投球で頑張ります。
