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2008年06月17日

4回目の一般質問でした♪

今回も初日のトップバッターでした。
質問内容は以下の通りです。

1.夜間、休日議会開催に要する経費(試算)について 
2.文化政策について
3.ウィザスあしやについて 
4.公金の徴収事務における公平性について 

1.夜間、休日議会開催に要する経費(試算)について

夜間休日体制でも従事職員体制にかわりはなく、
部長級15名、課長級30名と仮定。
夜間だと手当て支給はなし。
休日には「管理職員特別勤務手当て」
一日約20万円の支給が必要になるとのこと。
光熱費に関しては、いつ開催するにしても必要なものですが、
休日に庁舎を開けるとなると、警備員さんの手当てが発生します。
当局の試算では、休日271000円(一日)
夜間34000円(3時間・但し3時間が限度なので、
日数は増える見込み)

申し訳ないと思いますが、職員の方々には
振り替えで対応して頂くと人件費がかなり減少すると思います。
積極的な市民への働きかけの一歩として、
休日・夜間に議会を開くべきと中島かおりは考えています。

2.文化政策について

芦屋市文化行政推進懇話会による
「芦屋市文化行政推進に対する提言」について質問しました。
文化基本条例制定の必要性に提言は踏み込んでいます。
文化の重要性を認識し、
文化基本条例制定は教育委員会と連携して取り組んでいく
との方向がしめされました。
全ての施策(参画と協働、男女共同参画など
全庁的な視点が必要とされるもの)に文化という分野も
また属することを宣言する時代がきているのではないか、
各部署の連携を必要とし、
総合計画などとの整合性をはかることのできる
文化政策へと転換する時がきていると思います。

3.ウィザスあしやについて

ウィザスあしやについては、平日の9時から5時15分という
現在の開館時間では、情報発信基地やDVを始めとする
相談の機能を有するセンターの「公共施設としての役割」が
果たされていません。
土曜、日曜、夜間の対応が可能となる施設になるように、
と質問しました。すぐには難しいようですが、
決して後ろ向きではなく、検討していく、とのことです。

4.公金の徴収事務における公平性について

今回、この項目については、内外を問わず
たくさんの方からお話を聞きました。その頂いたお時間を、
もっと効果的に使わなくてはならなかったのではないか、
との後悔が残ります。

公金、すなわち自治体が有する債権の徴収事務を
より円滑、迅速に執行していくため、
効率的で継続的な債権管理のもと庁内の対応組織を一体化して、
税のもつノウハウを活用しつつ、
徴収支援、共同徴収の円滑な流れをつくってはどうか、
という提案をしました。

対応組織の一体化を提案する理由ですが、

1.歳入確保のために効率的な仕事をする

2.担当者の負担軽減と同時に担当職員のやる気や
取り組み体制に大きく左右される幅を極力へらす

3.普通に善良に公金を負担している市民への公平性を保ち、
説明責任をはたすため

4.市民からすると担当部署は違っても「市役所のひと」
という認識なので、市役所の人と先ほど話しましたよ、
お電話で話しましたよ、というようなことがないように、
市民側からみた縦割り行政の弊害をなくすため

5.市役所における多重債務問題を解決すべく、
部署によっては実際に共同化の取り組みを
しているところもあるようなので
せめて窓口を一元化して、事務分掌を規定すれば、
個人情報のハードルの高さが少しは軽減されるのではないか

6.個人情報は守られるべきですが、
滞納者の生活設計のためには複数の部署による
横断的な連携が必要とされます。
このことは、例えば住宅に関して滞納があり、
明け渡しを含めた対応がなされようとすると、
次は福祉の分野で考えていかなくてはならないというような
連携が必要なのではということをさしています。

外から見るほど簡単なことではなく、横断的な取り組みとなると、やはり行政の内部は難しい。

議論が噛み合わないと感じる時はしっかり指摘する、
と前回の質問の時の反省点であったにもかかわらず、
今回、躊躇してしまいました。
思考の段階と、発言の段階と、集中しつつも、
2回目以降の質問には、迷いがあってはいけません。
迷った時には負けなのです。きっと。

中島かおりの次の一般質問は、前副議長でした。
やはり副議長をされた方だけあって、すばらしく、
パフォーマンスは見習うべきところがたくさんあります。

2年目なのですから、
一年生議員であることへの甘えは通じません。
それにしても、答弁の内容、
方向性すらもわからないことに対して、
こちらもすぐに答えなくてはならない、というのは難しいです。
当局の皆さんはよく反応できるものだ、と感心します。流石です。

自分の力不足の恥ずかしさを次につなげるべく、
後悔と反省は今日までにします。
今回、議員提出議案として意見書を最終日に出す予定です。
また、初めての委員長報告もあります。
やることが待っています。

一般質問4回目
posted by 中島かおり at 20:27 | かおり通信
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