公立病院を持たない自治体もあります。
芦屋市ではこの6月議会においても関連する議案が継続となり、
芦屋市の議員にとっては現在最大のテーマのひとつでもあります。
公立病院に関しては、公立病院改革懇談会、
公立病院に関する財政措置のあり方等検討会、など、
国の方で議論され、
公立病院改革ガイドラインも総務省から示され、
そこには公立病院改革プランの策定、
経営形態の見直しなどについて書かれています。
しかし、このガイドラインや、病院の会計は、
一般会計とは別で本来独立採算であるべきなのですが、
それが無理なので一般会計からお金を入れています。
その公営企業繰り出し金の繰り出しの基準について、
国からやはり示されているのですが、
病院を持たない自治体の議員とはそのようなお話ができません。
困っていないから当たり前といえばそうなのですが、
地方財政といっても地域によってかなり事情は異なります。
芦屋市の財政を考える時、過去からの分析も必要です。
と同時に国の動きはどうなのか、その根拠はどこにあるのか、
今はネットから多くの資料を得ることができます。
わからないなりにも資料を検索し、集め、目を通し、
何となくイメージを掴もうとしていました。
このやり方は多分間違っていなかった、
と最近思えるようになりました。
今回のセミナーで他市の財政についてのワークをしたので、
他の自治体財政についても考える余地をもう少し持とう、
とも思いました。
地方はそれぞれに自治体運営に奔走していますが、
国の人は国家運営という視点でお仕事をされているのですね。
そこまで思いを馳せるのはまだまだ先になりそうです。
