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2008年07月12日

セミナー 追伸

芦屋には市立芦屋病院がありますが、
公立病院を持たない自治体もあります。
芦屋市ではこの6月議会においても関連する議案が継続となり、
芦屋市の議員にとっては現在最大のテーマのひとつでもあります。
公立病院に関しては、公立病院改革懇談会、
公立病院に関する財政措置のあり方等検討会、など、
国の方で議論され、
公立病院改革ガイドラインも総務省から示され、
そこには公立病院改革プランの策定、
経営形態の見直しなどについて書かれています。

しかし、このガイドラインや、病院の会計は、
一般会計とは別で本来独立採算であるべきなのですが、
それが無理なので一般会計からお金を入れています。
その公営企業繰り出し金の繰り出しの基準について、
国からやはり示されているのですが、
病院を持たない自治体の議員とはそのようなお話ができません。
困っていないから当たり前といえばそうなのですが、
地方財政といっても地域によってかなり事情は異なります。

芦屋市の財政を考える時、過去からの分析も必要です。
と同時に国の動きはどうなのか、その根拠はどこにあるのか、
今はネットから多くの資料を得ることができます。
わからないなりにも資料を検索し、集め、目を通し、
何となくイメージを掴もうとしていました。
このやり方は多分間違っていなかった、
と最近思えるようになりました。

今回のセミナーで他市の財政についてのワークをしたので、
他の自治体財政についても考える余地をもう少し持とう、
とも思いました。


地方はそれぞれに自治体運営に奔走していますが、
国の人は国家運営という視点でお仕事をされているのですね。
そこまで思いを馳せるのはまだまだ先になりそうです。

芦屋市議会議員 中島かおりホームページへのリンク





posted by 中島かおり at 23:12 | かおり通信
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