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2008年12月20日

市立芦屋病院改革プラン原案策定委員会

三回目の今日が最終回となるはずでした。
地方独立行政法人化と病院の建替えを前提としたプランになっており、
第73号議案
地方独立行政法人市立芦屋病院定款を定めることについて
否決という結果になった今、プランの見直しが必要です。
昨日の今日であるために、
市内部での調整もこれからであるが、
当面は全部適用に切り替え、地方独立行政法人化を目指すようです。

独法化はどうしてもやりたかった
という副市長の言葉が私には妙に印象的でした。

ただこの委員会の議論の中で、
地方独立行政法人化が全てを解決する魔法の杖にはならないこと、
財政面、収支面を考えると議会がNOといったこともわからなくもない、
というご意見もありました。

以前、福祉センターの案件が出た時も、
行政の仕事のやり方を、ある点で不思議に思ったものでした。
何十億円という事業であるにもかかわらず、
たったひとつの方法で、
しかも全部かゼロかということで提示するという
(中島かおりにはそのように思えました)
非常にリスキーに思えるやり方でよいのかどうか。
市内部では他の方法も十分検討され、
可能なものは全て検討した結果の答えであるはずだと、
何十億円単位の税金を使うのですから、
そのよう仕事のやり方でしかりだと、普通は考えます。
その疑問に答えてくれる議員さんは、
当時芦屋市議会の中にはいませんでした。
その時不思議に思ったことが、やはり今回も同じに思えます。
福祉センターの時は否決とならずに、GOサインがでましたが、
今回のようにNOとなった時、私の疑問に行政はどのように答えをくれるのか。
じっくりと見ていかなくてはいけません。
芦屋市における執行機関と議決機関の関係を、
地方分権時代にふさわしいあり方へと、
時代の流れに沿ったゆるやかでも確実に
芦屋の中で変えていかなくてはならない時ではないのか。

傍聴者の人数が限られているであろうために、
第一回目の時はどうしても傍聴したくて
場所を確保しようと走ったものでした。
しかし二回目も三回目も余裕です。
何故皆さん傍聴にこないのでしょうか。
病院問題は大変な問題だ、と大きな声でおっしゃっているのに。
今日は神戸新聞の記者さんが来られていましたが、
独立行政法人化の議案に「×」の議員だけではなく
「○」の人も病院問題に関しては責任があります。
このような場にわざわざ来なくても、
しっかりと情報が入ってくるといういうことでしょうか。
特別委員会も立ちあがっているのですから、
行政からのアクションを待っているのではなく、
議会としての何らかの対応をしてもよいのではないかとも考えます。
昨日の賛成討論においても、
慎重に言葉を選んでの賛成討論だったように思います。


この12月議会の一般質問に、
財政の役割についてを項目に選んでいました。
このことを考えるようになったのは、
病院の建替え問題が発端だったこと。
そして最後に、
芦屋市全体のことを考えていかなくてはいけない、
それは行政にもお願いしたい、と発言していました。
芦屋市全体のことを考えてほしい。
普段から問題意識としてもっていることを
特にその時に伝えたいことを「議会」という公の場で発言しており、
議員としての発言は全て連続しています。
発言と行動にももちろん整合性はあります。
芦屋市全体のことを考えてほしい。
12月10日の中島かおりの議場における言葉は届いていなかった。
「あの時、あの場所」だけで終わるものではないのに。
執行機関という組織はかくもこのように傲慢で強大なのか。


国道2号線と市民センター、ルナ・ホールのところを歩いていて、
夕焼けの美しさにみとれました。
歩きながら、人の気配を感じて危なくないのかなと
夕焼けから視線をずらすと、お巡りさんが交通整理をしていました。
向こうは、この人上を向いて歩いていて危ないなあ、
と思われたかもしれません。

夕焼け

青い空、夕焼け、お月さま、星空、
空を見上げて「きれいだな」と思えること。
中島かおりにとって元気のバロメーターのひとつです。
他にもいくつかあります。
ご飯を「おいしい」と感じて食べることができること。
姿勢を正していられること。
笑えること、などなど。

今日も、庁内で元気よくお仕事されている方に会って、お話しできて、
「元気」を頂きました。

芦屋市議会議員 中島かおりホームページへのリンク











posted by 中島かおり at 11:55 | かおり通信
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