http://www.city.ashiya.hyogo.jp/shisei/pdf/h19kesantokei.pdf
(芦屋市HPより)
現在は3月議会の真っ最中で、
4月からの新年度予算の審査中です。
なぜ今頃19年度なのか、と不思議に思われるかもしれません。
4月から新年度が始まり、翌年の3月にその年度が終わると、
出納閉鎖期間を経て、秋頃、芦屋市では10月に
決算委員会が開かれ、審査がなされます。
すなわち、19年度の決算は昨年の10月に特別委員会が開かれ、
審査が終わっています。
その数字を県と国に提出しますので、最終的には今頃になるという
判断のようです。
http://www.city.ashiya.hyogo.jp/shisei/h19kesan_card_tokei.html
しかし、この「決算統計」ですが、
芦屋市においてはなかなか出してもらえなくて、
一年と半年ほどの戦いでしたでしょうか。
そう考えると感無量です。
情報公開とわかりやすい財政情報の提供に、
実効性をもたせることは必要です。
行政とは不思議なところがあり、
横並びを意識しつつも、独自の判断というか解釈をすることがあります。
「解釈の幅」と個人的には呼んでいますが、
多分そこはその自治体の個性が如実にあらわれる部分でもあり、
市民の幸せを考えた方向性が感じられなくてはなりません。
今回も、公表している他の自治体もあるために、
内容がだせないものではない、という思いが強くありました。
ただの数字ではないか、
といわれるかもしれませんが、
なぜ出してもらえなかったのかということを考えた時、
出してもらうように努力しなければならなかったことは明らかです。
他に必要性を説く議員さんがいなくて、
中島かおりだけだったということもあり、
時間がかかりましたが、今回公表されたことは評価できます。
これから芦屋市民のなかで、
自分のまちの財政を考えようという動きが出た時や、
あるいは、地方公会計制度改革として財務諸表の公開をしなくてはなりませんので、
それらを読むときにも、この数字が必要となってきます。
