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2009年06月29日

意見書について

意見書ってどういうことですか。
と聞かれることがあります。

『地方自治法』 第九十九条  
普通地方公共団体の議会は、
当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき
意見書を国会又は関係行政庁に提出することができる。

とあります。

国などに何か意見を言いたい時に、
その内容を決めて「議会」として言いたいことを伝えます。

この6月議会の最終日に提出が決まった意見書です。

「自主共済制度への保険業法の適用見直しを求める意見書」

「教育予算拡充と次期定数改善計画の実施、
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書」

「地球温暖化対策の着実な推進に関する意見書」



「自主共済制度への保険業法の適用見直しを求める意見書」
(議員提出議案第22号)

第162通常国会で成立し、2006年4月に施行された
「保険業法等の一部を改正する法律」(以下、保険業法)によって、
知的障がい者やPTA、開業医などの各団体が、
その目的の一つとして構成員のために
自主的かつ健全に運営してきた共済制度や、
公益法人関連法の改定に伴い公益法人が行う共済(以下、自主共済制度)が
存続の危機に追い込まれている。
保険業法の改正の趣旨は「共済」を名乗って
不特定多数の消費者に保険商品を販売し、
消費者被害をもたらしたいわゆる「ニセ共済」を規制し、
消費者を保護することが目的だった。
しかし、当初の趣旨が保険業法とその政省令策定の段階で大きく逸脱し、
自主共済制度も保険会社に準じた規制を受けることとなった。
その結果、制度の存続が困難な団体は廃止・解散を迫られ、
制度からの脱退を余儀なくされる国民が続出するなど
深刻な事態になっている。
そもそも「共済」は、
団体の目的の一つとして構成員の相互扶助のために創設され、
日本社会に深く根を下ろしてきた。
仲間同士の助け合いを目的に自主的かつ健全に運営してきた自主共済制度は、
利益を追求する保険業とは全く異なる。
その自主共済制度を保険会社と同列に置き、
株式会社や相互会社を設立しなければ運営できないようにするなど、
一律かつ強制的な規制と負担の押し付けは、
多くの自主共済制度を廃止に追い込むことになる。
これは、「契約者保護」「消費者保護」を目的とした
法改正の趣旨にも反するばかりか、
憲法が保障する「結社の自由」「団体の自治権」を侵すことにもなる。
よって本市議会は、
下記の事項を速やかに見直し、改善されるよう求める。



1.自主共済を保険業法の適用除外にすること

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

芦 屋 市 議 会



「教育予算拡充と次期定数改善計画の実施、
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書」
(議員提出議案第23号)

義務教育は、国民としての必要な基礎的資質を培うものであり、
教育の機会均等と全国的な義務教育水準の維持向上を図ることは
国の責務である。
義務教育費国庫負担制度は、「国による最低保障」の制度として、
義務教育水準を確保するために不可欠な制度である。
しかし、国庫負担割合が2分の1から3分の1に縮小され、
地方交付税削減の影響もあり、厳しい地方財政の状況などから
全国的な義務教育水準の維持向上が危惧されている。
教育は未来への先行投資であり、
子供たちがどこで生まれ育ったとしても、
等しく良質な教育が受けられる必要がある。
よって、政府におかれては、国の責任において、
また地方財政を圧迫させないためにも
義務教育費国庫負担制度は国庫負担率を2分の1に復元するとともに
堅持すること並びに奨学金制度など
教育予算拡充及び次期教職員定数改善計画を実施されるよう
強く求めるものである。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

芦 屋 市 議 会


「地球温暖化対策の着実な推進に関する意見書」
(議員提出議案第24号)

 2008年、京都議定書の第一約束期間が始まったが、
日本の対策は遅々として進まず、排出量もふえ続けている。
一方で、気候変動の影響が世界各地で顕著になっており、
このままでは、将来の地球環境や国民の生活の安全、
経済活動の基盤にも深刻な影響が及びかねない。
今後、気候の安定化のために日本が確実に低炭素社会を構築するために、
今回、国において打ち出された目標を達成するための
政策を包括的・統合的に導入、策定し、実施していく事が必要である。
よって本市議会は、国におかれては、
以下の内容を含んだ法律を制定するよう要請する。


 
1 CO2を減らす人や企業が報われる制度をつくること。
2 再生可能エネルギーを大幅にふやす仕組みをつくること。 

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

芦屋市議会

芦屋市議会議員 中島かおりホームページへのリンク





posted by 中島かおり at 21:58 | かおり通信
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