芦屋市においても、生中継を本会議だけですが、実施しています。
予算が十分とれないために、その後一週間ほどしてからしか
録画中継をみることはできません。
予算が十分とれる議会は、翌日から録画中継をみることができますが、
それはそれぞれの事情によればよいことであり、
「開かれた議会」を示しているという姿勢がわかればよいことだと思います。
さて、この議会中継ですが意外とおもしろいのです。
地方自治法第89条から183条まで、議会について規定されていますが、
「議決」にむかうための議会運営も各議会に特色があり違います。
また、委員会も生ライブしているところもあり、
芦屋の場合、委員会は一問一答で、通告をしないために、
本当の「生もの」です。
委員会中継を実施している議会の事情についてよくはわかりませんが、
非常におもしろく拝見します。
ただ、これは一部分です。
あくまでもこれだけでいろいろなことを判断するのは
危険なことのように感じます。
議員としてのパフォーマンスになってもいけません。
しかし、その前後をも含めて「議員とは」という姿勢が、
その発言にあらわれるのかもしれません。
「議会における議員としての発言」について中島かおりの場合、
非常に慎重になりますが、
議員としての年齢を重ねるに従って、
発言についてはどのようにすべきか
迷いが増えて「逡巡ばかりなり」です。
「嘘ばっかり!好き勝手言ってるように思うけど…」
どこかでそのような心の声が聞こえてきそうですが。
まず足元をしっかりと見なければなりません。当然です。
芦屋の議員ですから、芦屋のことが何よりも優先です。
その上で、他市はどうなのか、どのような状況なのか。
どのように対応しているのか。必要ならば比較検討もしつつ、
足元を固めるためにも材料は必要です。
議員とはやはり地味な仕事です。
