東日本大震災の現況調査および復興パターン関係業務の委託先が
企画競争方式で決定された
と聞きました。
いずれも履行期限は2012年3月9日。
地震や津波で被害を受けた東北および関東太平洋沿岸の都市の復興に向けて、
津波による被災状況と市街地・地理的な特性の関係を詳細に分析し、
都市の特性や地元の意向などに応じた市街地復興パターンを類型化し、
復興手法を具体化していく。
ということです。
被災地の復興については、
西尾勝先生は講演の中で、
地元の声を反映したものでなくてはならない、と、力説しておられました。
権利を制限しなければならないこともあるので、
土地利用の形態など、住民と話し合い、住民の合意を得たものにならなければならないと。
最初は合意に時間がかかったとしても
最終的にはその方がよい結果に結びつくのだろうと思います。
地域のまちづくりを第一に考えたものになるように、祈るばかりです。
