1789年の7月14日。
フランス革命の発端となったバスチーユ監獄襲撃へ
毎日のように出かけておりました。
お芝居の上のことですが。
宝塚歌劇の「ベルサイユのばら」に出演していた頃のことです

ご存知の方も多いと思いますが、宝塚の「ベルサイユのばら」は
池田理代子さん原作の『ベルサイユのばら』という漫画が劇化されたものです。
主人公のオスカルさまですが、
貴族の家に女として生まれながら、男として育てられたものの、
自由・平等・友愛を旗印に、
歴史をつくるのは英雄でもなく、将軍でもなく、人民である。
我々も祖国の名もなき英雄になろう!
と、貴族の称号を捨て進軍するのです。
いわゆる「仕事」に対するスタンスとは十人十色かとは思いますが、
成果への評価を求めることなく、自信を持って淡々と地味に仕事をする
チーム間の連携やお客さんへの基本的な思いやり
大きな目標にむけて、将来起こりうる変化への対応を見据えておく
誰がやったかはわからなくても、いつかどこかで果実が確実に実るための仕組みをつくっておく
このようなお話しを聞くと、
フランス革命の発端となったバスティーユへ の場面を
オスカルさまの台詞とともに連想します。
歴史をつくるのは、名も無き人たち…。
そして、仕事も同じ…。
気付かれることを望まなくても、わかる人にはわかるものであり、
そのような人たちこそ、必要とされる存在なのだろうと思いますが…。
「地方自治にはロマンがある」
これもある方の言葉ですが…
そのように思います。
