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2011年12月22日

5年目の12月議会が閉会しました

ここのところ芦屋市議会の議会運営が少し変だと感じることがあります。

本会議、最終日は委員長報告があります。
今回付託議案が、民生文教常任委員会が最も多かったこともあり、長くなりました。
慎重に言葉を発しながら、緊張している自分を感じていました。

「審査の後、採決の結果、全員異議なく、原案の通り、可決すべきものと決しました」
このあたりの文言は普通にしゃべれるようになりましたが、
法律名や行政用語など。
慎重になってしまいます。まだまだ「ここの人」になりきれません。

請願の採択を受けて、意見書を提出します。


議員提出議案第4号
「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の法制化を求める意見書
 
上記の議案を、次のとおり提出する。

  平成23年12月22日

 芦屋市議会議長 畑 中 俊 彦 様


提出者 芦屋市議会民生文教常任委員会  
委員長 中島 かおり
        


(提出先) 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、文部科学大臣

     
「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の法制化を求める意見書

今、国民の「こころ」は深刻な状況に置かれている。
平成10年から自死による死者は毎年3万人を超えている。
また、心療内科や精神科の受診者は、平成17年に300万人を超え、今も増加傾向が続いている。
WHO(世界保健機構)が計算した個人と社会がこうむる損失をあらわす
健康・生活被害指標(DALY指標)によれば、先進諸国では精神疾患が
ガンや循環器疾病を上回り、もっとも政策的重要度の高い疾病であることが明らかになっている。
国内でも糖尿病237万人、ガン152万人に対し精神疾患は323万人にのぼり、
本年7月厚生労働省は、精神疾患への重点対策が不可欠との判断に基づき、
これまでの「4大疾病」(ガン、脳卒中、心臓病、糖尿病)に「精神疾患」を加えて
「5大疾病」とした。
精神疾患は、他の2障がいに比べ、人権・医療・福祉ともにハンディがあり、
精神疾患の症状による社会生活の困難さは外から見えにくく、
本人の生きにくさが理解されにくい環境にある。福祉分野では、
平成18年4月に障害者自立支援法が施行されたが、心的障碍(精神障害)分野の
サービス基盤体制の構築は著しく遅れている。医療でも、精神科以外の入院病棟は、
患者16人に対し医師1人だが、精神科の入院病棟では患者48人に対し医師1人となっており、
看護師の配置も一般の医療水準より低く設定され、慢性的な人手不足の状態となっている。
また、長期の心的障碍(精神障害)を持つ人の家族がこころの健康上の困難を持つ率は、
一般の方の3倍であり、地域で暮らす患者を支える家族に対する精神疾患治療についての
情報提供や実際的・情緒的な支援なども必要であるが、日本ではほとんど行われていない。
よって、本市議会は、精神医療改革・精神保健改革・家族支援の三つを軸とし、
国民すべてを対象とした、こころの健康についての総合的、長期的な政策を保障する
「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の制定を強く求めるものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  
芦 屋 市 議 会


芦屋市議会議員 中島かおりホームページへのリンク

posted by 中島かおり at 16:50 | かおり通信
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