前議員さんがお亡くなりになられ、
告別式に出させて頂きました。
初めて議員となり、右も左もわからない1年生に
色々と教えて下さった先輩議員のおひとりでもあります。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
午後から、研修に参加しました。
中央大学教授 佐々木信夫氏
「なぜ道州制かー実現へのプロセス」
新しい自治体のあり方について
道州制についてはこれまで何人かの方のお話を聞いてきました。
今日の佐々木先生の冒頭のお話しがとても印象的でした。
約97兆円(野田内閣)の国家予算のうち
約60兆円は地方が使う予算である。
よって、国家予算の約3分の2のお金についての意思決定は地方議会によって行われている。
すなわち、地方議会議員
都道府県議会議員 約2800人
区・市町村議会議員 約3万5千人
といわれている人たちの自己責任、自己決定によるところが非常に大きい。
だから、2000年(地方分権一括法)以降、
「議会改革」という名の元に、
これまで決定権のなかった議会が目覚めなければならなくなっている。
と。
西宮市議会議員 今村岳司氏
独自の積み上げで進める「地方分権時代の議会改革」
改革とは何かという定義づけ。
議会が変わるには、議員が変わらなければならない。
理想とするところは違うかもしれないが、敵ではないはず。
議論するためには、合理的なルールや客観的な事実の整理が必要。
などなど。
偶然お隣の席の方は、滋賀県下の自治体の議員さんで
現在、議会改革特別委員会委員長をされているということでした。
議会改革
議員にとっては難しい課題です。
しかし、地方分権時代の地方議会議員にとって
避けては通ることのできない問題です。
そのようなお話しも少しさせて頂きながら、考えるところが多かったです。
ありがとうございました。
