都市直下型や南海トラフの巨大地震などが起こった際に
全国から、また世界から寄せられる緊急支援物資を荷さばきする広大な緑地です。
機能としては
救援物資の中継・分配機能
広域支援部隊の集結地・キャンプ機能
応急復旧用資機材の備蓄機能
会場輸送支援機能
災害医療支援機能
があげられます。
近畿地方整備局港湾空港部が整備を行い、
平成24年4月1日より供用開始しています。
支援活動のオペレーションを行う『近畿圏臨海防災センター』では、
さらなる安全・安心の形成のために、24時間、365日の職員常駐体制になっています。
山田センター長さんと
近畿圏臨海防災センターは支援施設棟、倉庫棟、車庫棟で構成されています。
支援施設棟
会議室でお話をお聞きしました。
発災時には、連絡調整会議室にもなります。
近畿整備局管内の全てのカメラの映像をモニターに映すことができるようになっており
いざというときに、映像を見ながら輸送ルートを確保していくとのことです。
投光器(発動発電機付)(多脚型)
海水淡水化装置(17m3/日)
自家発電機(220KVA)
自家発電機用重油
屋上から見た風景です。
緑地
耐震強化岸壁
臨港道路
国の施設なだけにスケールも大きく、予算規模も大きく、驚きつつも。
センター長さんをはじめ、皆さまとてもお話がお上手でわかりやすく
大変勉強になりました。
ありがとうございました。
その後、堺市さんでも危機管理、防災について学ばせて頂きました。
いざ!という時の備えをどこまで、そしてどのように考え準備するのか。
難しいところです。
それぞれの自治体で、組織で、団体で、地域のグループで
皆それぞれに考えや意見が違うかもしれません。
でも、いざという時に、規模の大小はあったとしても
「力をあわせる」
ということは全てに共通しているように感じます。
今日の視察も多くの皆さまのお力で実現しました。
感謝申し上げます。
ありがとうございました。
