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2014年03月31日

芦屋市立浜風幼稚園の廃園について

年度末です。
一抹の寂しさと悲しさを抱えながら…。
今日と明日の一日の差はかなり大きい気がしています…。

そのような中・・・

芦屋市立浜風幼稚園の廃園について

学校教育審議会より

答申がでました。

T市立幼稚園の現状

U浜風幼稚園の是非にかかる検討

1浜風幼稚園の現状
2浜風小学校区の就学前の子どもの現状と課題
3浜風幼稚園の存続に関する意見

に触れられたのち、

まとめ及び今後の対応について

としてまとめられています。

 審議の結果としては、市立浜風幼稚園の存続を希望する意見もあったが、
廃園してその施設を「認定こども園」として活用することが望ましいという意見が多数を占めた。

 しかしながら、審議の中では、いくつかの懸念事項や課題を含め、
さまざまな意見が出されたので、審議会として、今後の対応について以下のとおり付記しておく。

 まず「認定こども園」については、本市ではまだ設置がなく、
また新制度において、国から詳細が明確に示されていない事項もあることから、
現段階でこれらの課題に対する対応をすべて明らかにすることは困難であるかもしれないが、
今後、教育委員会において検討する際には、
これらの懸念事項をどのように解消していけるかについて、市長部局とともに考えていただきたい。

 特に「認定こども園」にかかる議論において、
現在、市立幼稚園で行われている「教育の質」をいかに担保していくか、
という点はもっとも多くの委員が指摘したところである。この点については、
本審議会での意見もふまえつつ、学校教育を担う教育委員会として、
もっとも重要な課題であるとの認識をもち、積極的に方策を検討していただきたい。

 また、多くの保護者にとって、認定こども園になった場合の費用面での負担については、
心配のひとつとなっていることが推察される。この点については、
今後、国から基準が示された段階で速やかに周知を図っていくことをお願いしたい。

 一方、委員のなかには、現在の浜風幼稚園の教育を高く評価し、
少人数であっても現在の幼稚園を維持し、
「教育のまち芦屋」としてもっとPR出来るような政策をしていくべきという意見や、
もっと幼稚園の活性化に向けた取組みを行ったのちに判断をすべきである、
といった意見があったことも念頭において、教育委員会として協議を進めていただきたい。

 なお、本審議会は、浜風幼稚園の廃園の是非について諮問を受け審議を行ったものであるが、
そのなかで、今後、市立幼稚園全体のあり方についても、
検討がなされることを望む意見があったことも付け加えておきたい。

 以上の点をふまえて、教育委員会において十分に協議していただき、
平成27年度からの新しい「子ども・子育て支援制度」のスタートに向け、
就学前のすべての子どもの教育・保育にとって、望ましい結論を導いていただくことを、
本審議会として期待するものである。

芦屋市議会議員 中島かおりホームページへのリンク

posted by 中島かおり at 19:42 | かおり通信
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