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2015年09月10日

23回目の一般質問でした♪

おはようございます。
皆さま、本日はようこそ芦屋市議会にお越しくださいました。
中島かおりです。

この一般質問というのは、
行政全般に対して、事務の執行状況や将来の方針、計画あるいは疑問点などについて所信をただす場ですが、それは地方議会議員という立場であり、オール芦屋でという立場で私は臨んでいます。

一方、地方自治の現場にいる者として、
地方財政と言うことにも意識をむけなければならない立場にいることも理解をしています。

時にはこの間で大きく逡巡する場面にも遭遇することがあります。
その迷いの答えを自身の模索とともに、行政の皆さまからヒントを頂くこともまた多くあります。
その期待もしながら、
通告に従いまして、大きく4つの項目について質問を初めてまいります。

最初は、豊かな生活環境づくりについて です。

「市民サービス」については色々な考え方があり、
ひとりひとりによって、あるいは生活スタイルによって利用の形態や頻度など、
享受するサービスに濃淡があります。

そのような中、「ごみの収集」については生活をしていれば、
多くの市民がもっとも利用するサービスのひとつではないかと考えます。
私自身もごみのことについては市民の皆さまより、多くのご意見、お声を頂きます。

「本市においては、ペットボトルや缶などは月1回の収集となっています。
(そこでお聞きいたします。)この月1回の収集をふやすことはできないでしょうか。」
とかなり以前に質問した際、
「ペットボトルなどの月1回の収集をふやすことにつきましては、
収集した資源物の置き場所がないことや、収集体制の見直しなど解決しなければならない課題があり、
収集回数をふやすことは難しいと考えております。」
と、当時、山中市長はお答えになられました。

それから数年が経ち、昨年本会議、一般質問の際、
「ペットボトルなどの月1回の収集回数をふやすことはできないものでしょうか」との問いに、
「ペットボトルの収集回数をふやすことにつきましては、
現在平成27年4月から月2回の収集に向けて準備を進めているところです。」
とお答え頂きました。

「など」がぬけて、ペットボトルだけとなりましたが、
この4月からペットボトルの収集回数は増え、大変感謝する市民の方々が多くいらっしゃることと思います。
「すぐやります!」と山中市長もご自身で広報するまでとなりました。

私としましては、「ひとまずはペットボトルを進めて頂ける」というもので、
今後是非、かん、びんについても増やして頂きたいと考えるところですが、お考えをお聞かせ下さい。  
因みに、ご存知のように阪神間の近隣市においては、
かん、びん、ペットボトルの収集は毎週というところもあります。
また、その質問時に、くれぐれも市民の方への丁寧な広報をお願いしておりましたが、
多少混乱があったようです。「わかりやすさ」というのはとても重要だと考えますが、
何故このようなことになったのでしょうか。

「芦屋市家庭ごみハンドブック」は全戸配布されていますが、
「ごみの出し方」については市民への周知は、もっとわかりやすいものに工夫できないでしょうか。
これに関しては、収集方法が細かく地域によって細分化されていることに起因するかと思いますので、
そもそも収集についてシンプルにしていくことを検討していくようにお願いしたいと思います。
お考えをお聞かせ下さい。

2つめは、安全・安心なまちを目指して です。

ここのところ、「これまでにない」といわれる災害が起こりますが、
芦屋市においてもこの夏、災害がおこりました。
どのように検証しておられますか。
新たにわかった問題、課題についても含めまして教えて下さい。

台風11号対応について という7月21日付けで議員向けに配布頂いた資料に
「被害状況として、人的・物的被害(浸水等)報告なし」とありますが、
大原集会所近辺において汚水がふきだしたことについては市としてどのように把握され、
認識されたのでしょうか。この件についての市としての見解をお伺いいたします。

このことに関しましては、質問の直前に、
「台風11号対応の報告の訂正について」というお知らせを頂いて、
今回の質問内容に触れておりますことも含め、訂正、追加しておられますが、
通告は2週間以上も前にしていることもあり、当初予定通り、同じ内容で質問いたしますので、
この件について、お答えをお願いいたします。

災害時の要援護者支援、台帳についてお伺いいたします。
「セクショナリズムの解消」ということで昨年も一般質問で取り上げさせて頂きました。
災害時の要援護者支援については、芦屋市においても担当課が複数にまたがります。
それ故に、「市民」あるいは「住民」といっても、民生委員さんや自治会、自主防災会といったように、
各担当課においても対象とされる市民の方々が多少違うということがあり、
地域によっては横の連携がスムーズではない場合もあることから、そこは行政において、
整理して工夫をしてから、地域に情報等をお伝えできないものかと提案させて頂きました。
この点については工夫をして頂けましたでしょうか。

要援護者支援も含め、防災ということについて
「ここまでやったから大丈夫」ということはなかなか難しいことだとは承知をしますが、
芦屋市として災害時の要援護者支援について、目指す全体像はどのようなものなのでしょうか。
期間と、集合住宅の住民の方への取り組みについてもあわせてお考えをお聞かせ下さい。
また、台帳については、全体の数についてもお示し下さい。

3つめは、利用者に優しい公共施設について です。

時代の流れとともに、住民のニーズも変化し、
基礎自治体に求められる役割、責務もそれに叶ったものになっていきます。

例えば、一口にバリアフリーといっても、かつては今ほどその配慮がなかった時代もあったでしょう。
インクルーシブ、ユニバーサルデザイン、あるいは社会ということも、
今後更に取り入れられ、進化していくことではないかと思います。

そのようななかで、大きなことだけに目を向けるのではなく、
公共施設における備品等についても一定の配慮が必要ではないでしょうか。
利用者に優しいものになっているのかどうかについて、現状と課題、方向性についてお伺いいたします。

最後は、情報セキュリティ対策について です。

防災の分野と同じように、情報セキュリティについても「ここまでやったらから大丈夫」
といえない難しさがあるように思います。
私もこれまで、私の立場で提案等含めて、発言をしてまいりました。
今回も、現況で必要であろうと思われるものについて何点か質問させていただきます。

まず標的型攻撃についてです。標的型攻撃等に対するセキュリティ対策を検討するなかで、
実際に訓練等は実施されないのでしょうか。
防災訓練もいざという時に備えて日頃の訓練が大切と、定期的に実施されているように、
日頃の備えが大事ではないか、と認識いたします。
この点については如何でしょうか。

今議会にも関連議案が提出されるなど、いわゆるマイナンバー、
社会保障・税番号制度がいよいよ始まります。
それらの備えについても準備は整いつつあるかと思いますが、何点か質問させて頂きます。

マイナンバー制度について職員研修が開かれていました。
セキュリティー対策の一環としての位置付けと考えますが、
この研修の内容、参加者について教えて下さい。

基本的にはこれまでセキュリティー対策は行っておられるはずですが、
マイナンバー制度の開始にあたり、新たに取り組む対策はありますでしょうか。
実際関係する部署も限定されると思われますが、
外部からの攻撃だけではなく、過失と不正の両面があるかと思いますが、
内部からの情報漏えいということについても
セキュリティー対策として考えなければならないところです。

「研修」ももちろん、大切ですがアクセスコントロールも重要となるのではないでしょうか。
またログの管理、監視体制はどのようになっていますでしょうか。
保存年限等含めて庁内における取り決め、ルールはありますでしょうか。

いわゆるコンビニ交付といわれるサービスですが、
利用におけるセキュリティーはどのようになっていますでしょうか。
本市における実施予定とあわせてお聞かせ下さい。
組織体制について再検討はされないのでしょうか。

以上で、一回目の質問を終わります。
ゆっくりとわかりやすいお答えをお願いいたします。

posted by 中島かおり at 22:45 | かおり通信
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