それから30周年を記念し、また戦後70年という節目にあたり
市役所北館前広場に宣言文の記念銘板が設置されています。
お近くにお越しの際は、是非ご覧ください。
緑濃い六甲の山、
青く澄みきった空、
清らかな川の流れ、
夕日に映える瀬戸の海、
この美しい自然は、
わたしたちの宝であり、
未来の子供たちに残すことは、
わたしたちの願いです。
けれども、この願いに背をむけるかのように
核兵器は増え続け、
世界を破滅の淵においやろうとしています。
核兵器の廃絶は、今や全人類の死活にかかわる
最も緊急の課題であり、
最大の願いにほかなりません。
戦後いくたびか、
平和を願う人類の理性と決意は、
核兵器の使用と核戦争を防いできました。
わたしたちは、この理性と決意を信頼し、
かけがえのない生命の星、青く輝く地球を
笑顔にあふれる子供たちに残すため、
いまふたたび、心をひとつにして
核兵器を廃絶するよう、全世界によびかけます。
そして、国是である非核三原則の厳守を
強く希望するとともに、
わたしたちの街・芦屋をいかなる形であろうとも
核兵器に関連して使わせないことを自ら決意し、
ここに非核平和都市であることを宣言します。
芦屋市議会(昭和60年10月15日決議)
