本会議の段取り等決める議会運営委員会は前日に開かれますので
本会議当日は、粛々と日程が進むだけです。
これまで最終日の本会議は多少長引くことがあっても
今回のようなことは中島かおりにとっては初めての経験です。
夕方までかかりました。
日程1では議案の可否を諮り、
今回請願2件を諮るときに、
1件については福井議員が賛否を間違えて「起立」したそうです。
すなわち「×」とすべきところを「○」としたということのようです。
間違いは誰にでもあるにしても、
間違ったとしても「一票」となりますので、細心の注意が必要ですね。
自らにも戒めておかなくてはいけません。
第96号議案 芦屋市屋外広告物条例の制定に付いて
修正が加えられ可決しました。
色んな考え方があると思います。
「芦屋のまちを守りたい」「まちなみをよくしたい」「景観をまもりたい」
大きなところではその思いは同じだと思います。
但し、その先の細かいことになると住んでいる場所や、立場によっては違いがでるかもしれません。
そして、今回のこの条例案に対しても、議員さんひとりひとりの考えがあり、
それによる「行動」も思いは同じでも違うことがあったかもしれません。
結果としては修正が加えられて可決しました。
中島かおりも修正されたものに賛成をしましたが、
「原案」のまま可否を諮られていたら、
陳情のこともありますので、反対をしていました。
市民の皆さまの多様な声を聞いてどのように反映するのか、
それをどのように「議会」という場で実現させていくのか。
難しいことをも学びました。
「芦屋の益々の発展にご尽力下さい」という励ましのメールや
あるいは、昨日の本会議について
間違った情報があることについてご心配頂くお声なども頂いています。
「真実ではないこと」も「噂」のなかで「そういうもの」として認知されていく恐さを
誰もが知っていることと思います。
結局は「何が真実か」ということを見極めていくことが重要なのはいうまでもありません。
議会が終わると、いつも自分の意思(賛否)について
これでよかったのか、との確認の思いを抱きます。
これまでにも忘れられない印象深い会議がありますが、
9年目の12月議会の最終日は
間違いなく忘れられない出来事のひとつであることは間違いありません。
そしてその時、他の人(多くは議員さん)からも学んだことを
同時に忘れることなく、自らの戒めとしてまいります。
