友人が「ちょいちょいよ」(どういう意味だったのか不明だが)
と言って貸してくれた本があった。
装丁が気に入って買ったといっていたが、
いわゆる小説で、仕事に直接関係しない本を読む余裕はなかったのだが
何となく時間をやりくりしつつ少しずつ読んでみると
意外とはまってしまった

今やこの作者は中島かおりのお気に入りのひとりとなってしまったのだが、
なかなか本を読む時間が持てず、
持ってしまうと寝る時間を削ることになってしまい、
いわゆる「仕事に支障がでる」という状態になってしまうため
何とか12月を乗りきってお正月にでも読みたいと
封印しつつ、楽しみにしていた本がある。
少し読み進めているが
そのなかで印象に残った言葉を原文のまま記してみます。

「割を食うっていうのはね、
全然正当なこっちゃないの。
理不尽で不条理なもんなの。
理不尽で不条理なもんを食わされたってことを
君がわかってりゃいいんじゃないの。
それで僻んだり悩んだりする必要は全然なくてね。
下らなくてもったいないよ、
そんなことで引っかかんの」
やはり、本の持つ力って素晴らしい!
と思いながら読んでいます。
