〜議会・住民・自治〜
地方議会人の挑戦
ー議会改革の実績と課題ー
国民国家の権限と地方分権
神野直彦先生(東京大学名誉教授)
〜新たな地方づくり〜
森・里・川・海と住民・議会・自治体
中井徳太郎氏(環境省大臣官房審議官)
〜福祉でまちおこしを〜
国と連携する保育・医療・介護の取組を
村木厚子氏(前厚生労働省事務次官)
それぞれの講師の方のお話しは各分野でとても勉強になることが多かったように思います。
地方の果たす役割。
それにしても、
世界史の歴史が書きかえられるかもしれない転換点にいることについて
私たちは自覚が不足しているかもしれません。
日本における社会保障のモデルとしてきた
ヨーロッパの社会モデルが崩壊しようとしている中で
日本はどのような道を選択するのか。
その岐路にさしかかろうとしていることを、
一握りの人たちしかわかっていないような予感です。
人は危機に際して「もしかして」あるいは「そんなことはないはず」と
思ってしまいがちですから。
人と人が手を携えて暖かいネットワークを築く社会なのか
個を大事にして己だけがよければよい、という人間観を重要視するのか。