皆さま、本日はようこそ芦屋市議会へお越し下さいました。
中島かおりです。
それでは通告に従いまして、4つの項目について順次質問してまいります。
最初は、市民の声はどのようにして行政に届くのか です。
公共施設等のマネジメントに関して、市の方針・計画を作成するにあたり、
どのように市民の意見や現状を取り入れていくのでしょうか。
進捗状況を併せてお示し頂くと同時に、
公共施設等総合管理計画策定支援業務委託の業者さんに、
同業務と、固定資産台帳整備を委託されておられることから、
固定資産台帳整備の進捗状況についてもあわせてお示しください。
西宮市高塚町の開発が進んでいます。芦屋市としての認識はどのようなものでしょうか。
工事等については、工事車両が一日100台通過するのではないか、
とのお話もあり、(往復200台)その車両が芦屋市を通過せざるをえないといわれるなど、
芦屋市もまったく無関係ではないと聞いておりますが、どのようなかかわりがあるのでしょうか。
状況をお示し下さい。
また、先方からの申し入れに対しての結論と、芦屋市に届いている市民の声も併せてお示し下さい。
JR芦屋駅南地区まちづくり協議会、地元住民の有志の方から、
慎重に進めるよう要望する声が届いているかと思います。
市としての見解とどのように受け止めるのかお示し下さい。
「市民参画の手続きの実施予定」というのが(HP上に)公表されています。
どのような手続きで公表されるのでしょうか。
また、様々な事情や「市民の声・意見」によっては、予定通りにいかない、
延期になる、ということもあるのではないでしょうか。
2つめは、安全・安心なまちづくりについて です。
市民の方から多くのお声が届きます。開森橋については、
当初の工事予定よりかなり遅れ、予算も膨らんだことは、
これまで議案等でも公開されているところです。
この秋まつりに間に合わせたいとの要望もお聞きするところであり、
6月の委員会でも時期は何とか間に合いそうとのことでした。
しかし8月、地域にお示し頂いた予定では、更に工事予定が遅れるものだと捉えましたので、
状況をお示し下さい。同時に開森橋バス停の復活についても市民の方からの要望も強く、
行政も認識して頂いていることと思います。
芦屋市をはじめとして阪急バス等関係者の方々でご検討頂いているかと思いますが、
バス停について、どのようになるのか、併せてお示し下さい。
バス停は場所を工夫して復活して頂けると考えておいてよろしいでしょうか。
6月議会における、補正予算審査時に総額で4億4千万円ということでしたが、
この9月議会にお示し頂いた契約の金額等については変更になっていました。
予算等についての変更もどのように考えればよろしいのでしょうか。
阪急芦屋川駅北側の歩道橋、阪急陸橋ですが、非常に幅も狭く、
急な傾斜であることから、通行に危険な箇所であると、私自身も感じるところですが、
市の認識は如何でしょうか。
2年ほど前に補修等対応頂いたことについては感謝いたしますが、
老朽化やバリアフリー化等の根本的な解決にはいたりません。
そして、阪急芦屋川駅周辺の開発全体のなかでの課題であるとの認識は市としてお示し頂いておりますが、
この点については第一歩をふみだして頂いていますでしょうか。
開森橋、バス停、陸橋など個別的な要望は市としても認識しておられると思いますが、
全体の構想についての認識もお示し下さい。
第一歩として、地元住民との意見交換や意識調査など始めて頂くことや、
次期総合計画や財政計画 などに載せて頂く方向を検討して頂くことは考えられますでしょうか?
3つめは、市民に喜ばれる庁舎を目指して です。
庁舎周辺整備事業については、これまで議会においてご説明を頂いてきたところです。
この事業につきましてはどこまでが含まれるのか、お示しください。
また、当初議会にお示し頂いていた部分と、
工事予定の延期以外に変更になった部分についてもお示し下さい。
庁舎周辺整備事業ですが、予算の見込みはどれくらいですか。
また分庁舎建替えについては土地については補正予算の議案が提案されているところですが、
建物の予算はどれくらいを見込んでおられますか。財源についてもあわせてお示し下さい。
東館庁舎についてお伺いいたします。市民に喜ばれる庁舎になっていますでしょうか。
一階の入り口に、待ち合わせされる方、あるいは用事を済ませて帰られる方が少し立ち止まる、
あるいは、座って用事ができるといった配慮ができないでしょうか。
地下の通路ですが、使い方についてはどのようなきまりを作られたのでしょうか。
市民センターの渡り廊下のように、市民が使えるスペースなど考えて頂くことはできないでしょうか。
4つめ、最後の項目は、雇用における男女共同参画について です。
新たなハラスメントに関する指針等、また、懲戒処分等の指針の見直しについて進みましたでしょうか。
昨年、質問した折、「マタニティハラスメント指針等の作成につきましては進めてまいります。」
とご答弁頂いておりました。
セクシャルハラスメントやDVという言葉は随分認知されるようになってきましたが、
第4次の男女共同参画行動計画策定にあたっては(少し先になりますが)
ハラスメントについての記述も見直しを検討すべきではないでしょうか。
以上で、一回目の質問を終わります。ゆっくりとわかりやすいご答弁をお願いいたします。