一旦は中止となりました。
芦屋市東芦屋町86番3について、
山手線の代替用地としての確保との住民側の認識と
行政は特定の事業に限定はしていないという認識と
かなりのずれと年月による隔たりがあり、
行政に向けてその思いを受け止めて説明責任を果たしていただくように
住民の皆さんはかなりのエネルギーを使ってこられました。
8月の段階では
せめて説明会開催を!という声にも当初はまったく理解を示していただけませんでした。
「土地を売る」という部分では、総務部管財課が担当でしたが
「事業」という部分では、都市整備が担当であり、
部をまたいだそれぞれの担当課、部、に
中島かおりも住民さんから見せた頂いた資料を持っては住民さんの思いを伝えにまわりました。
説明会を何とか設定頂き、
「芦屋市の説明不足により、ご迷惑をおかけしたことにつきまして、
深くお詫びいたします」
というところまで、皆さんの思いは届きました。
しかし、説明会までの間に担当の職員さんに話をする時に、
当時のまちづくり協議会の資料を見て「そのような資料は初めてみました」
という職員さんもおられました

20年以上という時間と、「事業」を継続していくことへの市の姿勢
については、「自分ごと」として生活しておられる方と
「仕事として他人ごと」である行政との
悲しいかな、最初は相関関係があったかもしれないものが
まったくの相関関係を感じられないほどのものとなっているのだ、と
複雑な思いと、この9月議会で取り上げました「ガバナンス」についての課題とを
反芻しつつ、「売却中止」のお知らせを聞かせて頂きました。
但し、
「売却の方針を変更することはできませんが、
皆様方への説明が不十分であったことから、
今回の売却中止を決定したものであります」
ということなので、今後の動向が注視されます。
