24日のご報告について触れます。
養父市八鹿町八木地区(八木城跡まちづくり会)
大学等との連携による地域創生拠点形成支援事業
養父市大屋町明延地区
( 鉱 石 の 道 プ ロ ジ ェ ク ト )
兵 庫 ナ カ バ ヤ シ 株 式 会 社 (特区活用による農業参入企業)
初めての調査(視察)で少々緊張気味で
県庁を出発しました。
バスで三日間県内を移動しました。
最初の調査先である、八木城跡まちづくり会では
地域の皆さまに温かく迎えて頂きました。
地域再生大作戦として歩みを進めておられます。
八木城跡を活用した地域づくりを住民主体でおこなう団体として活動しておられます。
昔旅館だった建物を住民で改修し、
住民同士や訪れる人との交流の拠点として
八木城交流館がオープンしています。
いどばた喫茶として
月二回行われているちょうどその場に、
偶然居合わさせて頂きました。
またビアガーデンとして、年2回行われています。
戦略的移住推進モデル事業にも取り組み
神戸学院大学との交流も進めておられます。
住民が暮らしやすいまちを目指し
持続可能な暮らしをするというこはどういうことなのか、
そのようなことを考えさせられました。
2つ目の調査先は
養父市大屋町明延地区です。
かつて鉱山で栄えたまちですが
人口減少、高齢化が進んでいるため
地域外の人材の協力も得ながら
鉱山遺産や自然資源を活かしたプロジェクトを推進しています。
・明延まるごと博物館の拠点整備
・一円電車明延線の周回コース化
・あけのべ自然学校との連携強化
・空き家活用の展開
・明延まるごと博物館のプログラム充実
地名が残り、働き、遊び、
来る人がいて、地域が輝き続けられたらいいですね、
という説明の最後にお聞きした言葉が印象に残りました。
ただ生きているだけではなく、
如何に、故郷を、自分がいる地域をどう守っていくのか、
未来につなげていくのか、
そんなことを考えながら生きていきたいと思いました。
初日最後の調査先は、
兵庫ナカバヤシです。
にんにく産地化プロジェクトとして
にんにく栽培に取り組んでおられます。
元々、雑誌の合冊製本や書籍・子文書の修復などを
製本事業専門工場で行っていました。
雇用の安定のために、
工場の繁閑期の平準化が課題としてあったなかで、
製本の繁閑期とにんにく栽培の繁閑期が合致したこと。
拡大する耕作放棄地や減少する農業人口を解消するため
国家戦略特区「農業特区」を申請し2014年に認定。
規模も拡大しています。
製本の作業工程等を拝見させて頂きました。
本の大好きっことしては、どきどき、わくわくしてしまいました。
大学図書館や公共の図書館等でみる光景は
ここでつくられているのだというのは大きな発見でした。
発想の逆転や、固定観念にとらわれないことの大切さを学びました。