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2019年08月22日

ロシア連邦ハバロフスク地方友好提携50周年記念兵庫県議会訪問団 初日〜二日目

ロシア連邦ハバロフスク地方との友好提携50周年にあたり、
今後の両県地方の交流のあり方について意見交換するとともに
より一層の交流のを推進するため
8月に友好訪問団を派遣し
各種記念事業の実施に伴い
知事から議長あてに
県議会訪問団の派遣について依頼があり、
県議会としても訪問団を派遣し
記念事業等へ参加するとともに
友好交流の推進に寄与するために
県議会友好訪問団が派遣されました。

この度、中島かおりは兵庫県議会日ロ友好訪問団の一員として
8月18日から21日までハバロフスクに行ってまいりました。
18日の初日は、伊丹空港発成田経由でハバロフスクに向かいました。

二日目は
日本人墓地
ハバロフスク日本センター
ハバロフスク地方自然保護区統括センター
ブリアムールスキー動物園
を訪問しました。

日本人墓地では、長岡団長より献花の後、
全員で黙とうしました。

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旧ソ連に抑留された軍人軍属の死亡者
6万人余りと言われています。
そのうち、ハバロフスク地方での死亡者は、
約8400人。
ハバロフスク市での死亡者は、約1100人と推定されています。
兵庫県関係者は、9人の確認がとれているということです。

ハバロフスク日本センターは、1994年に開所し
将来的にロシア経済発展を支える人材の育成・教育に取り組んでいます。
ロシア大統領プログラム「企業経営者養成計画」に協力し
日本から招聘した専門家による企業管理、マーケティング、予算管理など
様々な分野のセミナーを開催するほか
同プログラム修了生による1週間の訪日研修等を支援しています。
日本語学習者との交流会で、
とても流暢に日本語を話す人たちとお話することができました。
ヤフオクの代行をしておられるビジネスマンにもお会いしました。

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ハバロフスク市からウラジオストク市の方面
南に30キロの位置に
コルフォフスキー村があります。
その村の副村長さんも来られていました。

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日本語を話すロシアの人たちと話すことができて
とても楽しく、嬉しい気持ちになりました。

ハバロフスク地方自然保護区統括センター
地方政府の会議室でお話をお聞きしました。
昭和60年にハバロフスク地方から兵庫県へ
コウノトリが譲渡され
以来、コウノトリを通じた研究・交流活動を重ねており
昨年は兵庫県立コウノトリ郷公園を訪れています。

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二日目の最後の訪問は
ブリアムールスキー動物園です。
休園日だったにもかかわらず、快く対応頂きました。
創立2002年、面積は6haで
年間約10万人の観光客が訪れます。
ヒグマ、ホッキョクグマなどツンドラ地帯や
タイガ密林地帯にすむ約35種類の野生動物と鳥類が集められています。

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兵庫県の県鳥であるコウノトリの繁殖・生育のため
昭和60年にハバロフスク地方から6羽を受贈し、
さらに平成11年、15年、16年と各2羽ずつ受贈し、
コウノトリを通じた交流を深めています。
平成24年、兵庫県からハバロフスク地方へ4羽を寄贈、
プリアムールスキー動物園内のケージ内で飼育されることになりました。
しかし、その後、そのうち3羽が死亡し、
残る1羽はモスクワ動物園へ移送され療養しています。
ロシアでコウノトリに会うことができなくて
残念に思いました。

二日目、中身の濃い一日を過ごしました。
自治体の規模が大きくなり、事業が多いと
広範囲での事業が継続してこんなにもスケールが大きく実施されていることに
1年生の県議会議員としては、驚きをもって
兵庫県議会日ロ友好訪問団の一員として過ごさせて頂きました。
posted by 中島かおり at 23:26 | かおり通信
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