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2019年08月04日

戦争の時代と大学

忘れられた
戦争の
カケラ

戦争の知られざる側面に光を当てる
資料展示と研究成果の報告会

慶應大阪シティキャンパスにて

慶應義塾の歴史資料を調査収集する役割を持つ
福澤研究センターでは
2013年8月より
「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトが発足され、
失われゆく戦争の遺物や記録、記憶を
「慶應義塾」という視点を持ちながら
できるだけ広範に丁寧に収集する活動を進めてこられています。
その貴重な資料の展示と背景の報告を行うことで、
改めて戦争の時代について考える機会を設けることになり、
7月24日から8月13日まで開かれています。

2020年の東京五輪を前に
オリンピックの歴史に注目が集まっています。
戦前の日本で、スポーツに賭け、
オリンピックに出場できた20歳前後の若者は、
事実上、大学などの高等教育機関の学生・生徒だけだったそうです。
また、幻となった東京五輪(1940)の選手候補たちの中にも
特攻などで戦死した人たちが少なくないとのことです。
戦争について、平和について、日本という国の過去と未来について
折に触れて各々が考えることは
とても重要なことだと思います。
posted by 中島かおり at 20:08 | かおり通信
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