忘れられた
戦争の
カケラ
戦争の知られざる側面に光を当てる
資料展示と研究成果の報告会
慶應大阪シティキャンパスにて
慶應義塾の歴史資料を調査収集する役割を持つ
福澤研究センターでは
2013年8月より
「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトが発足され、
失われゆく戦争の遺物や記録、記憶を
「慶應義塾」という視点を持ちながら
できるだけ広範に丁寧に収集する活動を進めてこられています。
その貴重な資料の展示と背景の報告を行うことで、
改めて戦争の時代について考える機会を設けることになり、
7月24日から8月13日まで開かれています。
2020年の東京五輪を前に
オリンピックの歴史に注目が集まっています。
戦前の日本で、スポーツに賭け、
オリンピックに出場できた20歳前後の若者は、
事実上、大学などの高等教育機関の学生・生徒だけだったそうです。
また、幻となった東京五輪(1940)の選手候補たちの中にも
特攻などで戦死した人たちが少なくないとのことです。
戦争について、平和について、日本という国の過去と未来について
折に触れて各々が考えることは
とても重要なことだと思います。
