海外移住と文化の交流センター
何度も前は通ったことはありますが、
かつてブラジルなどへ移住するために
全国から集まってきた移住者が、
ブラジル事情などの研修や身体検査を受け、
出発準備をした場所であることは、知識として持ち合わせていませんでした。
日本に残った唯一の移住者のための施設で
2009年6月3日にリニューアルオープンしました。
1階と2階に移住ミュージアムが設置され、
資料の展示により、移住の歴史を学ぶことができます。
全移民は約104万人といわれ、
ブラジルヘは約19万人と言われています。
その19万人の人たちが、
「国立移民収容所」といわれたセンターに来たと言われると
大変驚きました。
この界隈の風景と海が
ブラジルに渡った全国から集まってきた人たちの
「最後の日本の風景」となったことを想像するだけで
胸がいっぱいになりました。
「こつこつ」を重ねて成功した方もおられますが、
とても苦労をした方々を多かったことを思うと
今の日本を本当に色んな方たちが、
色んな場面で支えて
今日の日本をつくってくださったのだと胸がしめつけられます。
無料で見学できますので、
ぜひお出かけください。
その他に、
公開ケース研究会など。
頭をいっぱい使った一日でした。
