最初は「補正予算編成による効果的な事業展開」についてお伺いいたします。
補正予算については、県全体としてバランスを考え、
効果を最大限引き出すような事業展開を図ることが出来る
予算を編成することが重要だと考えます。
今回の補正予算では、「安全・安心の基盤づくり」、
「地域の元気づくり」、「未来への基盤づくり」の3つの基本方針のもと、
総額514億3700万円もの予算が提案されています。
このうち9割近くが、防災・減災対策の推進に充てられる経費であり、
私の地元である南芦屋浜を含む高潮対策についても、
一部の計画を前倒しして実施されると認識しています。
一昨年の台風21号等の被害を踏まえると、
一刻も早く、対策に万全を期していただくことを期待するものです。
そこで、今回の防災・減災対策の推進にかかる対象事業のうち、
実施の前倒しによる事業数と予算額の規模をお伺いするとともに、
県全体としてどのような事業効果を見込んでおられるのか、
当局のご見解をお聞きします。
次に、「学校教育のICT化の全県展開」についてお聞きします。
県立学校におけるICT教育基盤の充実を図るため、
国の経済対策を活用しながら、15億5500万円の補正予算が計上されています。
特に今回は、県立学校・県立大学附属学校における無線LANの整備や、
児童生徒1人1台端末の整備などが盛り込まれています。
今後、タブレット端末の更なる配備や モニターの整備など、
計画的に事業が進められると思いますが、今回の補正予算による取り組みは、
全校生徒での完全実施に向けた第一歩と言えます。
そこで、県立学校等における教育のICT化の実現に向け、
今後どのようなスケジュールで進めようとしておられるのか、
ご所見をお伺いいたします。
併せて、ICT教育は、小さい頃からの動機づけが重要です。
県教育委員会として、県立学校にとどまらず、
市町の公立小中学校を含めたオール兵庫で取り組みを進めていくべきだと考えますが、
当局のご見解をお聞きいたします。

持ち時間は往復(答弁を含む)で8分という短い時間だったため、
最後に少しだけでもコメントをしたいと思っていましたが
その時間は残りませんでした。
残念です。
何れにしましても、
芦屋市の一般会計を上回る額の補正予算となっています。
大きなお金です。
大切に効率よく使って頂くこと。
子どもたちの未来のために、
オール兵庫で支援していただくことを強く期待するところです。