工事現場は立ち入り禁止となり、
う回路が設けられていることから、
ご存知の方もいらっしゃると思います。


今年の3月に文化財保護法の手続きは完了した上での工事着手でしたが、
芦屋市の知識不足により特に事前の調査は不要と判断したことにより、
工事が進み、
戦国時代の山城である、
鷹尾城跡遺構の一部と言われる地形の削平・埋没がなされてしまいました。
市民からの指摘により発覚したようです。
6月に入り、工事が再開され、工事完了後に
事業者により復元される見込みとのことです。
阪急芦屋川から高座の滝へ上る途中に、
城山(鷲尾城跡)
永正8年(1511)細川高国・澄元の両軍勢による鷲尾城と
芦屋河原の合戦は
阪神地方の代表的な古戦場として知られています。
現在は、中世の城跡としての遺構は何も残っていませんが、
大阪湾を一望できる眺めも素晴らしく、
動植物の観察は講座の滝までのハイキングコースとして
親しまれています。
と、案内板が建っています。
「城跡の遺構は何も残っていない」
とありますが、今後は何らかのものが
保存されるであろうことを考えると
期待に胸が膨らみます。
楽しみに待ちたいと思います。