学徒出陣や学徒勤労のため
犠牲となられた若人20万人余の御霊を追悼し、
あらためて世界の恒久平和を祈念するため
これら学徒の御霊を慰霊する全国唯一の施設である
南あわじ市若人の広場公園にて
追悼式が執り行われました。
今年は終戦75年という年でしたが
コロナの影響で様々な行事が縮小あるいは中止といったことになり
残念なことでしたが、
こちらでの追悼式に参列させて頂くことができてよかったです。
若人の広場公園の設計は
丹下健三氏です。
広島平和記念資料館とは
平和を祈念する対をなす慰霊施設として設計されています。
学徒をイメージするペン先に模した高さ25mの記念塔と
石積みの造形美が印象的な展示資料館を含めた
公園施設として設計されています。
また中部方面音楽隊が
「海ゆかば」「長崎の鐘」などの献楽の後、
献花の際にも演奏を続けられ、大変贅沢な気分を味わわせて頂きました。
学徒出陣や学徒勤労のため犠牲になられた方々も
きっと音楽に聞き入られたことと思います。
とんびがゆったりと空を舞う姿に
今の平和な社会を重ね合わせ
改めて平和の重みをかみしめました。