本日の「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」が開かれ、
知事記者会見も開かれました。
どうしたら新規感染者を発生させないか。
その対応をしっかりとらなければ、
医療崩壊の危機に直面することを
どのように県民に伝えるのか。
そこまで厳しい状況に陥っていることを今一度確認しなければなりません。
国内の新型コロナウイルス感染者が累計で50万人を超えました。
県では、新型コロナウイルス感染症患者については、
子育てや介護等の特別な事情がある場合を除き、
入院及び宿泊療養での対応を原則としてきました。
現下の感染者の急増を踏まえ、自宅待機者へのフォローアップ体制を構築したうえで、
当面の間、自宅療養を実施することとなりました。
自宅療養の実施(4/10〜)
医療機関等の負担を軽減し、一般医療とのバランスも考慮しつつ、自宅療養を実施
(1) 対象者 65 歳未満の陽性者もしくは子育てや介護等の特別な事情があり宿泊療養
に適さない者などで、@無症状又は軽症で酸素飽和度が 96%以上、かつ、
A独居又は同居者がいても個室隔離や消毒などの感染対策が行える者
また増えている変異株についてですが、
(1) 療養の対応
無症状者等は、原則宿泊療養(医療機関の負担を考慮)、症状等に応じて入院対応
(2) 国への退院基準見直しの要望
科学的知見が得られるまでの間、2回の PCR 等検査で陰性確認を要することから、
入院期間が長期化し病床を逼迫しているため、国に対して退院基準の見直しを要望
→従来株と同様の取扱いに変更(4/8 通知)
ワクチンの接種スケジュール等について
(1) 医療従事者向け優先接種(接種期間:3月上旬から6月(予定))
(2) 高齢者(65 歳以上)向け優先接種(接種期間:4月 12 日から7月(予定))
・6月末までに全ての高齢者(全国約 3,600 万人、県約 168 万人)に2回接種できる量
のワクチンが順次出荷される見込み
・国からの配分数を元に、市町別高齢者人口の割合を基本として、感染者の状況も加味
し、市町への配分数を割当
見回り等の強化について
(1)「飲食店等見回り連携チーム」の設置
県及び4市(神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市)による「飲食店等見回り連携チーム」を
設置し、営業時間短縮、アクリル板等の設置等の徹底を図るため、4市約 16,000 店へ
の見回り活動を強化(8つのチェック項目の確認)
(2)「扇子・うちわ会食」の推進
・特に飲食店利用者に対し、会話の際の扇子やうちわ、マスク等による感染防止対策
の徹底を呼びかけ
・「飛沫防止用うちわ」を作成し飲食店へ配布(4市 約 1.6 万店舗×20 本/店程度=32 万本)
・県民運動の取組として広く周知
家庭内での感染が5割を超えています。
感染リスクのある施設利用後は、家族との接触に注意し、
マスクや手洗いなど家庭内で「人にうつさない」行動をするとともに、
職場や施設、学校等において、マスク、手洗い・手指消毒、人と人との距離の確保
など、基本的な感染対策の徹底が重要です。
引き続き、努力してまいりましょう。

2021年04月09日
第四波危機!感染拡大防止緊急要請
posted by 中島かおり at 18:48
| かおり通信