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2021年09月05日

「コロナ差別」が感染を拡大させます

ある程度の予想はありましたが、これが差別といわれるものなのか、
という経験をすでに数多くしてまいりました。
そして、こう見えても、随分傷ついたことも、付け加えておきたいと思います。
退院後、故意の有無は分かりませんが、
自分としては謂れのないことながら
さかのぼって、身近な人から「私のコロナ感染に関する情報についてさらされていたこと」など
「不当な扱い」を知らない所でされていたことを知ることとなりました。
そして、その「さらされていた情報」が「正確ではない」内容だったこともあり、
そのことでとても心配していた人がいたことも、私の胸を痛めることとなりました。
今回コロナに感染したことで、
ご自身の経験を元に具体的に励ましてくださる方、
まったく誰にも伝えていないし、ほぼ微熱も保健所から指示された待機期間になかったが
実はコロナに感染していた、
とカミングアウトされる方など、
思いがけない告白を受け、まったく知らなかったことへの驚きと共に、
意外と身近に「コロナ」は存在していることに気づかされました。

私はこれまでお聞きしたコロナ感染について、第三者に拡散させたことはありません。
私たち議員と違って名前の公表がされなければ、
自ら発信しない限り「内緒にしておく」ということは決して不可能ではありません。
地方議会においてすら、「個人情報である議員名」の公表をしないことを
申し合わせている議会もあります。

そして、
コロナに感染したことは決して言うまい、
その気持ちが強まることによって、
時には感染を拡大する行動につながることがある…。

傷つく人、傷つける人がいない社会を目指して
改めて、兵庫県においても、コロナ差別への広報・啓発の発信と継続を要望してまいります。

兵庫県 加東市は
「加東市感染症の患者等の人権擁護に関する条例」を制定しています。

https://www.city.kato.lg.jp/kakukanogoannai/shiminkyoudoubu/jinkenkyoudouka/jinkensuisin/8180.html
(加東市HPより)

STOP!コロナ差別
負のスパイラルを断ち切るために!
感染症を原因とする差別を防ぎ、安心して暮らすことができる地域社会の実現を目指し、
安田市長自ら、力強くメッセージを発信しておられます。

また、明石市は
明石市新型コロナウイルス感染症の患者等に対する支援及び差別禁止に関する条例
の制定について
総合的な支援に加えて、差別的な取り扱いの禁止を規定し、
何人も、全ての者に対し、新型コロナウイルス感染症に感染し、又は感染
しているおそれがあること、過去に新型コロナウイルス感染症に感染した経験が
あること、自己の管理する場所又は施設において新型コロナウイルス感染症が発
生したこと等を理由とする不当な差別的取扱い、誹謗中傷その他の権利利益を侵害
する行為(以下「差別的取扱い等」という。)をしてはならない。 としています。
posted by 中島かおり at 21:19 | かおり通信
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