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2022年10月31日

兵庫県議会 警察常任委員会管外調査-デンソー(愛知県刈谷市)

午後は愛知県刈谷市の国内最大手の自動車部品メーカー、株式会社デンソーを訪問しました。

今年度の特定テーマ「先進技術を活用した交通安全対策」に関し、運転支援や自動運転技術の開発状況について聞いてまいりました。

同社が目指すのは、安全製品を普及させ交通事故死亡者ゼロを実現することです。脇見や居眠り運転を検知するモニタといった既販車に後付けできる製品を充実されています。また、自分では気づかない危険につながる運転のクセを検出してくれるスマホアプリ『yuriCargo』も開発。運転時に常に安全運転意識の高い運転をしているかを確認し、習慣づけてくれる万歩計のようなアプリです。

自社での取り組みに加えて関係省庁や車両メーカー、関連業界と連携し、「人」「クルマ」「交通環境」の三位一体での対策が重要と強調されていました。安全に対する対する担保は誰がしていくのか、という大きな課題はありますが、すべては、一人でも多くの命を救うという、最大の目標に向かっているのだと、強く感じました。

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posted by 中島かおり at 20:13 | かおり通信

兵庫県議会 警察常任委員会管外調査-滋賀県

警察常任委員会の管外調査に出かけています。本日は滋賀県です。滋賀県議会の委員会室にて、滋賀県警の方から交通安全への取り組みをご説明をいただきました。  

滋賀県警では、65歳以上の高齢ドライバーを対象に指定コースを走行し、運転行動の計測結果を運転技能自動評価システムによって評価する講習やVRシミュレーターを使って詳細な分析を行っています。

データを分析した結果、60代以上は速度に関しては問題ないけれど、一時停止がやや甘く、左右確認に首振り角度・回数も他の世代と比べてできていないことが明らかに。また、県内の高齢運転者による死亡事故は、約9割が夜間、天候不良、または長距離運転時に発生しています。

そこで、高齢者ドライバーに向けた安全教育として、一時停止、左右確認と共に、『三方よし運転』を意識付けをしています。三方とは@体調A状況B行き先の三つ。体調がすぐれない時は、運転を控えるのはもちろん、天候の悪い日や、夜間・通勤通学時間帯の運転は控えたり、運転する場所は近距離にするよう促しています。

また、高齢の歩行者への安全対策としては『きら☆ピカ三方よし』。こちらの3つは@時間帯A反射材B確認。特に日の入り後1時間は事故多発時間帯。用事は昼間に済ませて、夜間における不要不急の外出は控えること。夕暮れ時や夜間に外出する時は、明るい色の服装や反射材を着て自分を目立たせること。道路を横断する時は、近くの横断歩道を利用することなどを喚起しています。

参考にさせていただきつつ、さらなる分析を進めて交通事故事故防止への効果がでることを楽しみにしたいと思います。

因みに庁舎は110年前のものと伺いました。
到着したときに素敵!と思わず口にしてしまいました。玄関を入ったところで、写真を撮りました。

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posted by 中島かおり at 13:11 | かおり通信

兵庫県議会 警察常任委員会

運転技能評価システムについて

車載機を中心とした交通安全対策について

調査に出かけてまいります。

どのような調査になるのでしょうか。
「知らないことに出会う」ことも多いかと思いますので、
楽しみです。
posted by 中島かおり at 00:37 | かおり通信
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