
保護観察対象者等の就労の現状や支援制度等について理解を深め、対象者の就労の場の拡大を図るのがシンポジウムの目的です。
更生保護法人兵庫県更生保護協会事務局長・小篠興作氏による更生保護制度の解説がありました。
"更生保護"は、その源流が日本初期にも記されているなど歴史的な流れについても分かりやすく教えて頂きました。
更生保護に就労支援は欠かせません。10月1日現在、兵庫県内では868事業所の協力事業主の登録(全国では約25,000)があり、再犯防止等にご協力されています。
「寄り添いによる信頼の構築」をテーマにパネルディスカッションも行われました。ディスカッションのコーディネーターは神戸保護観察所次長・久保和慎氏、パネリストは下記の4名です。
更生保護法人兵庫県更生保協会事務局長
小篠興作氏
神戸公共職業安定所専門援助部門
北政幸氏
垂水区更生保護協力雇用主会会長
河原康典氏
有限会社ウィル代表取締役
中野学氏
更生保護は、地道に継続して取り組む必要を強く感じるとともに、『人として信頼し、信頼される』ことの重要性についても意識する充実した時間となりました。
ありがとうございました。
