
鼎談
「これまでの道のり」
垣添 誠雄 氏
・弁護士(兵庫県弁護士会)
高松 由美子 氏
・犯罪被害者遺族 六甲友の会世話人
・公益社団法人ひょうご被害者支援センター監事
井関 勇司 氏
・弁護士(兵庫県弁護士会)
・公益社団法人ひょうご被害者支援センター理事長
■司会進行
家木 祥孝 氏
・弁護士(兵庫県弁護士会)
・公益社団法人ひょうご被害者支援センター理事
パネルディスカッション
「これからの被害者支援とセンターの役割」
パネリスト 立石 裕一 氏
・兵庫県県民生活部 生活安全課長
堀口 敏彦 氏
・兵庫県警察本部 警務課 被害者支援室長
小山 優 氏
・神戸新聞社 編集局次長兼報道部長
・公益社団法人ひょうご被害者支援センター理事
土師 守 氏
・犯罪被害者遺族 六甲友の会世話人
・医師
・公益社団法人ひょうご被害者支援センター理事
本多 修 氏
・臨床心理士(兵庫県臨床心理士会)
・武庫川女子大学名誉教授
・公益社団法人ひょうご被害者支援センター副理事長
河瀬 真 氏
・弁護士(兵庫県弁護士会)
・公益社団法人ひょうご被害者支援センター理事
遠藤 えりな 氏
・公益社団法人 ひょうご被害者支援センター事務局長 犯罪被害相談員
コーディネーター 冨永 良喜 氏
・公認心理師
・臨床心理士(兵庫県臨床心理士会)
・公益社団法人 ひょうご被害者支援センター理事
小寺 麻紀 氏
・公益社団法人 ひょうご被害者支援センター 犯罪被害相談員
被害者支援のための支援センター設立の過程で、
真剣な議論がなされた様子をじっくりお聞きすることができました。
設立当初は、ほとんど相談の電話がなく、
相談員さんのモチベーションを心配するほどであったが、
様々な大きな事件等を契機として、センターが認知され、相談が増加した様子など、
時には涙しながらお聞きしました。
ご遺族の方の
「(私の子どもは)何もしていないのに、何故殺されたのか」
という叫びにも似た言葉に、何年たっても悲しみと答えのでない問いを一生背負っていかれるのだと思うと、
たまらない気持ちになりました。
20年という節目に、これからの被害者支援への新たな取り組みへの意気込みについても、
感じさせていただきました。
兵庫県においては、犯罪被害者支援に特化した条例がありませんでした。
ようやく条例制定にこぎつけることができますので、
今後もしっかりと見守るとともに、取り組んでまいりたいと思います。