[説明会場]アークホテル熊本城前
多様な関連産業の巻き込み、
1.地域全体の一体感、継続性を引き出す
2.マーケティング、データやニーズの収集・分析に基づく戦略的展開
3.民間的な手法の導入によって、地域の収益力を十分に引き出す
これらの視点をもって、
熊本の強みである「食と観光」の力で、
熊本地震からの復興と地方創生をけん引するべく
熊本地震から八か月後の2016年12月9日に会社設立、
2017年3月31日に日本版DMO登録(観光庁)
されました。
自治体・民間企業と広く業務提携
ツアーコンテンツの開発
インバウンド受け入れ環境の整備
24時間多言語コールセンターサービスの普及
特産品開発・流通を通じた地域支援
など積極的に行っています。
熊 本 大 学 〔産学の研究成果を活用した震災復興施策〕
産学の研究成果を活用した震災復興施策について
熊本復興支援プロジェクト
大学は、プロの集団であること、
熊大は地元の大学であること
このことが今回のプロジェクトに大きく影響したキーワードであると感じました。
阿蘇自然災害ミチゲーションプロジェクト
・火山性地質に起因する地すべり・土石流・泥流等の
山体崩壊災害発生メカニズムの解明と、
崩壊堆積物による二次災害等への適切な防災・減災対策により、
自然災害に柔軟に対応した社会づくりが目標です。
それら結果を適時に地域へフィードバックし、
災害に強いむらづくりを支援しています。
南阿蘇村と包括連携協定の締結や、
サイエンスカフェなど実施しておられます。
また益城町は地震の被害がかなりひどかった地域でもあり、
芦屋市は職員さんを派遣するなどして
支援している地域でもあります。
中島かおりも震災の後、防災士の皆さんと
益城町に入ったことがあります。
ましきラボという、サテライト研究室を立ち上げ、
住民と対話のできる場、
ワークショップの開催、
イベント、学習会などの取り組みを進めてこられています。
災害に見舞われた時、デマも含めて情報が飛び交います。
そして被災者は非日常をいきなり強いられるなかでとてもナーバスになっていて
リテラシーが通常より欠ける状態であることが想像できるので、
その地域に必要な正確な情報がタイムリーに伝わることは
とても重要なことだと思いました。
熊本大学も歴史のある大学で、
明治や大正の時期に建築された建物もあるそうですが、
その部分は建て替えることなく耐震補強等もしながら、
保存しているのだそうです。
大学がプロの集団というのは、確かにその通りで
普段から行政にもアドバイスをする立場の方々が多くおられるので
いざという時の支援もいつも以上に力強いものであると思います。
今回の視察も大変内容のある充実したものとなりました。
今後の活動にきっちり役立ててまいりたいと思います。