今期最後の一般質問のため
登壇しました。
https://www.youtube.com/watch?v=s5KgAki4pJ4
事前に全て段取りが終わっていると思われている方もおられるようですが、
決してそうではありません。
通告をしなければなりませんので、
一回目の原稿は提出していますが、
答弁は当日その場で聞くため、
予想して事前に準備をしておくということは重要です。
また、今回は病院局への質問項目がありました。
言葉が難しく、特に事前に何度も読む練習をしました。
しかし、緊張しているということもあり、それでもつっかえてしまうこともあれば、
冷静に自分を見つめている自分を感じたりして、
初議会での初一般質問の時には感じられなかった時間を経験した気がしました。
写真についてですが、
以前にもお伝えしましたが、県議会事務局の職員さんが撮影してくれます。
2階の傍聴席からの撮影のため、
本会議場はかなり広く、望遠レンズによってしか届かない距離となります。
今回撮影頂いた写真です。


再質問時のものです。

1 芦屋健康福祉事務所の体制検討について
答弁
保健所は感染症対策の要であり、芦屋健康福祉事務所のあり方検討においては、
新型コロナウイルスへの対応状況を十分に考慮したうえで、
芦屋市など現場の意見も聞きながら丁寧に進める。
と答弁いただきました。
本年1月18日に「行財政運営方針の見直し(一次案)の修正案」が示され、
「伊丹庁舎の整備及び阪神県民局としての統合は一旦凍結し、
「阪神県民局」としての統合は、
これまでの統合方針やコロナ禍に起因する社会環境の変化等も踏まえながら、
県民局・県民センター体制の今後の見直しの中で検討する。」とされ、
暫定ではありますが「存続」することになりました。
今後とも施策変更時には県民に不安を与えないよう充分な配慮を求めるとともに、
しっかりと取り組んでまいります。
2 住民に寄り添う警察を目指して
オブザーバーとして参加した地域住民向けの説明会に、
赤ちゃんを連れたお母さんが参加された経験から、託児・一時保育や夜間休日の開催など、
住民が参加しやすいよう配慮し、寄り添う姿勢を示すことを県警に求めました。
3 県が実施する説明会等での託児・一時保育の実施について
男女ともに社会のあらゆる分野における活動に参画する機会を確保するための取り組みを
より推進するための具体的なひとつの方法として、県が県民に向けて開催する説明会や、
県主催の企画、行事、イベントなどの際、託児・一時保育を設ける必要性に鑑み、
担当窓口を一元化して、県主催の説明会、行事、イベント、附属機関等、
どのようなものを対象とするのか、実施に向けた前段階として設置基準を設けることを求めました。
4 定例会における議案について
県議就任当初、芦屋市議の時と比較し、扱う予算規模や組織、事業等違うこともあり、
改めて議案書を読み込む難しさに直面しました。
議案の内容をどのようにわかりやすく県民に知らせていくのか、
県当局として、議案そのものをHP等により広く公表することを含めた検討や、
本会議における提案説明の際、県民の理解を深めるために
提案内容について丁寧に説明することなどを求めました。
150年の歴史ある「兵庫県」の歴史や慣例などによるスタイルが確立されていると思われますが、
時代の変化に則り、情報発信のあり方とともに今後スタイルも変わっていくことを大いに期待します。
5 県立病院と県下自治体運営病院との連携のあり方について
県立病院とはいいながら、存在する住所地の住民が恩恵を受けているのが実情であり、
『兵庫県立病院年報』により数字として裏付けされています。
では限られた医療資源をどのように配分するのか。
個人県民税(均等割・所得割)の1人当たり課税額(*)の応益性を、
政策に反映するという方向性が、自治体運営について、顕著にみることはないとしても、
県立病院をもたない芦屋市において、県立病院と県下自治体運営病院との連携のあり方について、
例えば、県から事務局や医局への出向スタッフの配置することや、
県立病院の統合再編・建替整備が行われているなかで、
確実に実効性あるものとして担保することを強く求めました。
*個人県民税(均等割・所得割)の1人当たり課税額の1位は芦屋市で、2位の西宮市と比較しても令和3年度当初賦課額では1.66倍となっています。